ふたりぼっちのリサイタル
(過去の日付に遡って投稿することがあります/最新投稿日の2~5個くらいが最新の投稿になっていることが多いです)
読書感想文:22
2016.06.13 (Mon) | Category : 本棚
ずっと前に読んだものそのに。
敬称略、ネタバレ含む感想になります。続きを読むからどうぞ。
敬称略、ネタバレ含む感想になります。続きを読むからどうぞ。
赤と白
櫛木理宇
集英社
すごい安直な感想を言うとめっちゃ冬だった。白い、寒い。
小柚子が最初に酒を飲むところが好きで腎移植のところまではすごい好きだったんだけれど、後半から最後の方は展開についていけなくて勝手に泡食って勝手に自滅しててこっちが戸惑った。登場人物しか知らない連ドラの最終話だけ見たみたいな感覚?
自分の読解力が弱いのか言わんとしてることが全然わからなくて、解説を読んでやっとこういうことを言いたい話だったんだなって思った。自分が学生モチーフが好きでそういう話だと思い込んでたっていうのもあるかもしれないけど、本を読んでて初めて解説が役に立ったって思えた。
元も子もない言い方をすると小柚子と弥子がしっかり?話し合えばこんなことにならなかったんじゃないかなって思う。最後の最後の京香と弥子の会話がなんかすごく残念…。
あと聞きなれない単語がたまに出るから時折読んでて止まってしまった。普段使ってる言葉が違うんだろうなって気がした。
そして主役二人の名前も馴染めなかった…特に小柚子…。かわいいけど…。
文句ばっかり言ってしまったけどいうほど嫌いではないです。いやなものへの距離の置き方とか感覚的なところは似ている気がする。
文句ばっかり言ってしまったけどいうほど嫌いではないです。いやなものへの距離の置き方とか感覚的なところは似ている気がする。
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