ふたりぼっちのリサイタル
(過去の日付に遡って投稿することがあります/最新投稿日の2~5個くらいが最新の投稿になっていることが多いです)
読書感想文:21
2016.06.13 (Mon) | Category : 本棚
ずっと前に読んだやつだけど感想あげてなかったなぁって。
敬称略、ネタバレ含む感想になります。続きを読むからどうぞ。
敬称略、ネタバレ含む感想になります。続きを読むからどうぞ。
殺人鬼フジコの衝動
真梨幸子
徳間文庫
真梨さんの話はずっと読んでみたいと思っててその中でも一番気になってた本をたまたま見かけたので衝動買い。あらすじだけ読んでこの本をYさんにお勧めしたけれどYさんには向かないなあって思った。
小学校時代男子から性的ないじめが加わる時点で男の消費の仕方がなんか嫌だなぁって思った。そういうポジションに男を置いちゃうんだ…みたいな。そこから恋して二転三転するのも見てて辛い。可哀想より哀れ
中学の返り咲きは好きだったけれど高校から男ができて落ちるのと大人になってから落ちる理由が金の尽きが運の尽きみたいな感じで残念…。
多分フィクションの殺人鬼に夢見てるというか、もう少しサイコパスな理由での殺人か復讐鬼みたいになって欲しかったんだなぁって読み終わってから気づいた。人数殺してる時点で十分アウトなんだけどあと10人殺しましたみたいなのも雑だった気がする。長女が死んで次女と三女はあそこまで育てられたのも不思議だったなぁ。
イヤミスが好きだけれどいじめや艶めかしい男女の話が苦手で読むたびにうえってなりながら読んだ。けれどまたたまに無性に読みたくなってしまうんだよなぁ。不思議。
PR